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日々のコト

久びさの器屋 日々

5月末から7月前半まで展示会が続きました。
夏の蔵出し市&セールは久びさの器屋に戻り、初日から大勢の方に御来店いただき
本当にうれしかったです。
今回は福岡の君波延昌さんの本格的な織部の器が人気でした。君波さんの器は和食にも
洋食にも幅広く格好良く使えるのが魅力なのだと思います。
黒織部のお茶碗についてこんなエピソードが。
お客様が「老眼になってくると白っぽい器ではご飯が同化してよく見えないの。この黒織部
のお茶碗だとよく見えておいしいかも」とおっしゃって買っていかれました。
この話を別の方にお話ししたところ、「そうなのよ!」とおっしゃられ買っていかれました。
年齢に応じておいしさを感じる器があるということ教えていただきました。
器屋が少なくなってしまった昨今、お茶碗を割ってしまったのでとか、急なお客様が見えるので
新しいお皿を、など様々な理由でご来店いただきます。安心して、大切に使っていただける器や
使い方など器屋として折にふれお伝えしていきたいと思います。



打越山キッチンスタジオにて君波さんの器
2016-08-08 Mon(日々のコト

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